
石川県羽咋市の神聖な山間に広がる神子原地区。その急峻な棚田で育まれた希少ブランド米「神子原米」を100%使用した、唯一無二の純米酒です。かつてバチカンのローマ法王に献上されるという稀有な栄誉を受けた「神子原米」。この聖なる棚田で収穫された米の中から、酒造りのために最も適した最上級の粒のみを丹念に選り分け、贅沢に100%使用しています。中村酒造の技と、この特別な米の個性が見事に調和した濃醇旨口の逸品は、まさに「神の子の原」という名にふさわしい気品と深みを湛えています。一口含むと、神子原米が持つ深い旨みが静かに広がり、やがて幾重にも重なる複雑な風味が舌の上で踊ります。その豊かな味わいの奥行きは、他の純米酒では決して出会えない唯一無二の体験です。「客人(まれびと)」の名は、神々の住む聖なる地を訪れる特別な来訪者を意味し、この酒を口にする方が特別な体験をされることを願って名付けられました。特別な日の一杯として、また大切な方への贈り物として、ローマ法王に献上された奇跡の一本をぜひご堪能ください。
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味のタイプ:濃醇旨口
原料米:神子原米(石川県羽咋市神子原地区産)
精米歩合:65%
アルコール分:16度
JANコード:4965677022891
伝統と革新が出会う、新時代の純米酒
加賀百万石の伝統を受け継ぐ当蔵が挑戦した、従来の日本酒の概念を超える新たな試み。日本酒酵母とワイン酵母を独自に組み合わせることで、日本酒の旨みとワインのフルーティーな香りを兼ね備えた、これまでにない風味を実現しました。石川県羽咋市の希少ブランド米「神子原米」の豊かな旨みを引き出すため、あえて大吟醸ではなく精米歩合65%の純米酒に仕上げています。高精白による香りの主張ではなく、米本来の深い味わいと新しい酵母がもたらす風味のバランスを大切にした決断です。伝統的な日本酒の枠を超えながらも、世界に通用する品質と味わいを追求した、現代の食文化にふさわしい新しい純米酒の誕生です。
敢えて高級陶芸の器とした最高級の御神酒づくり
お酒自体だけでなく容器やパッケージも高級品質にふさわしい「物語のある日本酒づくり」にもこだわりました。そのため容器は神子原と同じ羽咋市「気多大社」に隣接する窯元「大社焼」の手挽き器としました。その独自の手法「神葉手(しんようで)」は気多大社神域「入らずの森」周辺で採取した生の葉をそのまま焼付けた、まさに神の手を借りて焼いたといってもいい非常にユニークかつ神秘な器です。容器の底には1本1本にシリアルナンバーを刻印しております。