野々市（ののいち）の地で愛され続けた銘柄「猩々（しょうじょう）」が、産官学連携の力で甦った特別な純米酒。かつて北国街道沿いで昭和50年代まで酒造りを営んでいた喜多家（国重要文化財）の伝統と、現代の技術が見事に融合した歴史的復刻です。その名は能楽に登場する酒好きな縁起の良い妖精「猩々」から。人々に幸福をもたらすという名にふさわしく、野々市市産「五百万石」と地元の清らかな水、そして石川県立大学が特別に培養した喜多家伝来の酵母で醸された、まさに「オール野々市」の逸品です。口に含めば、穏やかな香りと共にやや辛口のスッキリとした飲み口が広がり、やがて五百万石特有の柔らかな旨みへと変化。どんな料理とも調和する懐の深さは、日常の食卓から特別な席まで幅広く活躍します。 野々市市が中心となって進める「北国街道にぎわい創出プロジェクト」の一環として復活したこの一本には、地域の誇りと歴史、そして未来への希望が込められています。
味のタイプ：やや辛口
原料米：五百万石（野々市市産）
精米歩合：こうじ米55%、掛米60%
アルコール分：14度
JANコード：4965677011901
